Kuesa 3Dは、リアルタイムアプリケーションで 3D を実現するための、デザインからコードへの完璧なワークフローをソリューションとして提供します。Kuesa 3D のワークフローのソリューションは、プロジェクトの Time-to-Market を大幅に短縮します。Kuesa 3D Studio は、Blender、Maya、3ds Max などでサポートされているオープンな glTF™ 2.0 フォーマットを使用しており、プラットフォームからの独立性を保証しています。
開発者は、ワークフローを完全にコントロールすることができます。Kuesa 3D Studio のすべてのツールを活用して、アセットのプレビュー、調整、サニティチェック、最適化を行うことができます。例えば、アセットパイプラインエディタは、シーンのプレビューと構造の把握に役立ちます。
Kuesa 3D glTF2 Library は Qt 3D の上に構築されています。Qt 3D は KDAB のエンジニアによって開発、保守されているため、彼らは Qt 3D を熟知しています。Kuesa 3D glTF2 Library は Qt アプリケーションにシームレスに統合され、以下のような機能を提供します：
Kuesa 3D Studio は、3D もしくは 2D と 3D のハイブリッドな Qt アプリケーションに簡単に統合できます。開発者は C++ か QML の API で 3D シーン内のすべてのオブジェクトにアクセスすることができます。これにより、特殊効果やユーザーインタラクションの追加から、特定のボードに最適化されたフレームグラフの作成まで、あらゆる種類の改善が可能になります。KUESA™ 3D glTF2 Library のパッケージとサポートは、Kuesa 3D Studio のスタンドアロン版として提供されているため、研究開発チームは、既存のデザインを利用して、実用的なコードで簡単に評価およびテストすることができます。詳細は以下をご覧ください。
Kuesa 3D Studio は、PBR(Physically Based Rendering) マテリアルをベースにしています。PBR マテリアルは、現実世界の物理現象をリアルタイムで近似することで、リアルな描画結果をもたらします。3D デザインツールとエンジンで使用されるマテリアルは同じものなので、どちらのアプリケーションでも結果は同じように見えます。
PBR（Physically-based Rendering）は素晴らしいイメージを生成することができますが、すべての組み込みシステムがそれに対応できるだけの処理能力を持っているわけではありません。また、実際の物理現象を知らないと、光沢を出す必要のある定義済みのビットマップなどの素材を利用して PBR を調整することができません。このようなケースや、そもそも PBR ではリッチ過ぎるケースに対して KUESA 3D Studio は Iro Material Library をサポートしています。このライブラリは、一般的な表面特性(反射、クリアコートペイント、透明度など)をシミュレートできるマテリアルのカタログを提供し、デザイナーの作業効率を上げ、GPU のオーバーヘッドを抑えて、見栄えの良い結果を得ることができます。Iro マテリアルは PBR マテリアルに比べて複雑さが90%程度に抑えられているため、特にローエンド／組み込みハードウェアに導入した際に、高いパフォーマンスと低リスクを実現します。
KUESA™ 3D Studio は商用ライセンスで提供しており、30日間の無料試用が可能です。無料体験版のご利用については、以下よりお問い合わせください。
Kuesa 3D は Qt 3D の上に構築されているため、Qt 3D のすべての API を使用してアプリケーションをさらにカスタマイズすることができます。
KDAB のエキスパートはオンサイトのトレーニングクラスやワークショップを通じて Kuesa 3D Studio 利用の立ち上げをサポートするだけでなく、お客様のアプリケーションのためにワークフローやコードを、統合やカスタマイズ、最適化することが可能です。無料評価をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
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